新入園児を迎えて

                  
 
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                      ♪                         (園で見かけたすてきなできごとをご紹介します。)

              
★ ゆりぐみさんの1日目、10時20分に泣き声がすっかり止みました。2日目、10時の「おかたづけ」の放送が流れると、床の上のおもちゃをどんどん片付けてくれました。3日目、9時45分、「そろそろお外で遊べるかな。」とお部屋で座って待てるようになりました。
★ 弟や妹が入園してきた子はとりわけ心配そうにゆりぐみをのぞきに来てくれます。ぬりえを一緒にしたり、本を読んでくれたり。nちゃんが泣きじゃくりながら「yちゃんのおねえちゃんはどこ? だっこしてほしいの。」と訴えると、yちゃんのおねえちゃんであるHちゃんが「はいっ!」と両手を伸ばして、抱きしめてくれました。
★ Tちゃんも弟思いです。弟の後ろからそっと入ってきて「せんせい、tくん(弟)な、シールノートをまだはってないよ。」と、世話をやいてくれます。
★ ばらぐみのt’くんは、泣いて先生に抱っこされている子がいると、さっと飛んできて、ポケットからハンカチを出し涙を拭いてくれるのです。毎日やってくれました。
★ ゆりぐみさん同志の会話もかわいいのです。自分もおいおいと泣きじゃくりながら、「なかないでね。なくとかなしいからなかないでね。」となだめたり、自分の涙を拭きながら、ままごとのアイスやケーキを、泣いている子の前に運んでくれたりしていました。
★ 散る桜の下で、すみれさんは贅沢な「花見お給食」を楽しみました。お部屋で食べていたばらさんは、4月になってたくさん食べられるようになったように見えました。rくんが、「あれっ、せんせいのおきゅうしょくにはデザートないの?」と覗き込み、「どうぞ」と自分の杏仁豆腐からみかんを一切れつまんで私のお弁当箱に入れてくれました。