卒園・進級おめでとう

子育てをともに考えるニュースレター

2008年 3月号
て・くむ(te cum: ラテン語「あなたとともに」の意)

                愛された子どもは愛することができるおとなになる    
                      海の星カトリック幼稚園 
                     510−0063四日市市十七軒町2-4 
                     TEL.☎059−354−1726
                 園長  神馬  久美
        http://www.cty-net.ne.jp/~umi-hoshi/ 

3月の聖句         
     あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。                      〔ヨハネによる福音書  13章 14節〕

 「足を洗う」とは、召し使いが主人にする行為です。イエスは十字架に付けられる前に弟子達と「最後の晩餐」をとったことはご存知でしょう。その時、イエスは立ち上がって上着を脱ぎ、腰に手ぬぐいをつけて水をたらいに入れ、弟子達一人ひとりの足を洗って拭きました。一番弟子のペトロが驚いて、「けっして洗わないで下さい。」と言ったほど、ありえないことでした。イエスは、「先生である私があなた達の足を洗ったのだから、あなた方も互いにそうしなさい。仕えあいなさい。」と言われました。
 全世界のカトリック教会ではこのことを思い出すために、復活祭の前、木曜日のミサの中で、司祭が信徒(たいてい代表数人)の足を洗います。私たちが、イエスがそうであったように、「他の人に仕える者」にならなければならないと呼びかけられます。ですから、毎日の家事と、家族や子どもの世話をするお母さんは、その仕事の尊さに誇りを持って下さい。育児中は自分を表現する場所がなく、とかく社会から隔絶されたような疎外感を持ってしまいますが、神様は、誰にも気付かれないような「仕える」仕事、へりくだった心をぜったい見逃さないのです。子育ての苦労とまたそれ以上の喜びをあなたと一緒に味わってくださいます。  
                    
       ♪♪すてきなようちえん♪♪ 
    
   (園で見かけたすてきなできごとをご紹介します。)

★ 前日の雨の水溜りに氷が張りました。「ぼくのはこんなにおおきいよ。」「わたしのはさんかく。」・・・と、さまざまな形の氷をしっかり手にもって、みんな大はしゃぎ。しばらくすると、「わぁーあったかい!」という声、先生がお湯をたらいに入れて、冷え切った手を温めてくれました。
★ 廊下から園庭にいるじんばもんばを呼ぶ声のほうを見ると、なんと、ばらぐみの3人が、作り上げたなが〜いレゴの作品を運んで見せてくれるところでした。先生が床に寝てみたら背よりも長いから、160センチはあるとのこと。一人で作るだけでなく、力を合わせることを身につけたばらさんは、さすが、「もうすぐ年長さん!」ですね。
★ 「海の星」では、みんなのすぐそばまで鳩が寄って来て、一緒におにごっこをしています。「豆まき」で味を占め、警戒心もなくなり、手に乗せた豆をついばむ人懐こいのもいます。「顔なじみ」で、名前をつけてもらっているのもいます。
★ fちゃんが、トイレに行きたいと呼んでくれました。タイツをぬぎながら、「fちゃんね、じぶんでふけないの。」と言うので、「だいじょうぶよ。せんせいがふいてあげるよ。」と言うと、「ありがと!」と明るい声が満面の笑顔とともにすぐに返ってきました。きちんと心が伝えられるようになったゆりぐみさんを毎日発見して、嬉しくなります。

☆ 個人面談にたくさん来てくださり、ありがとうございました。保護者の皆様の熱意を感じ、とても励みになりました。
☆ おゆうぎ会は一人の欠席もなく、感動のうちに実施できました。裏方で動いてくださった役員さん、着替えを手伝ってくださったお母さん方ありがとうございました。また、防災講座、ジャグリングショーに大勢のご参加ありがとうございました。ご家庭で話題が広がったことでしょう。防災委員さんにも、1年間の感謝を申し上げます。

※※  海の星カトリック幼稚園は
『子育てアドバイザーのいる幼稚園』になりました※※

このたび、NPO法人日本子育てアドバイザー協会の講習、検定を終了しまして、神馬久美は「認定子育てアドバイザー」の資格を得ました。日々、勉強中であると自覚しています。事実、これまでもお母さま方からご相談をいただくことが多く、特別な変化ではないかもしれませんが、正式にアドバイザーとして、時間を取ってご相談をうけることができます。

・乳児からティーンエージャーまでのお子さんに関する相談を受け、必要な
      アドバイスをします。
・認定子育てアドバイザーには守秘義務があります。
    相談内容、および相談に来られた事実も、他言(ご家族、教職員にも)
       することはありません。
    ただし、相談が特別に専門的な知識を必要とする内容の場合、
       または甚大な影響を及ぼす可能性がある場合は、NPO法人
       日本子育てアドバイザー協会のスーパバイザ―の指示を
       仰ぐなどの目的のために、相談者の了解を得て関係者に
       説明することがあります。
・園児、卒園児の保護者・ご家族からの相談については無料です。
・面談時間は、園の行事などに支障なく設定できるようにご協力ください。
      面談は1回40分です。

 ご希望の時はお気軽に、事務または園長までお電話でお申し込みください。TEL.354−1726

※2008年度、「お母さんの英語サークル」も続きます
   子どもとえいごではなそう!
  毎日使えるたのしいえいごをご紹介します。

  講師はすみれ組の英語担当、マフェ先生
 子どもたちが聞いている「かみさまのおはなし」も紹介します。(神馬)
  1レッスン 500円
 曜日は4月に発表します。保育時間中です。
   ただいま メンバー募集中


『ふれあい』  それは、赤ちゃんから老人まで、全ての人に必要なコミュニケーションです。
それは、子どもを育てる上で最も大切です。人の手であまり触れずに赤ちゃんを育てようとすると、発育不良になるそうです。手術をするロボットは医師より正確であると好評だそうですが、自分が「介護ロボット」の世話になる日が来るのではないかと思うとやりきれません。
『ふれあい』   それは、双方向です。赤ちゃんのタッチケアも、読み聞かせも、子どもと同時に,やっている方も癒されます。ご家庭の子育てと幼稚園の保育は,ちょうどそういった双方向の効果をもっています。
それは、愛の「しるし」。愛にはパワーがあるのです。
  
フィリス・K・デイヴィスの『パワー・オブ・タッチ』の本より詩をご紹介します。
もしわたしがあなたの赤ちゃんなら
どうぞ、わたしにふれてください
今までわたしが知らなかったやさしさを
あなたからもらいたい
おふろにいれてください
おむつを替えてください
おっぱいをください
ぎゅっとだきしめてください
ほおにキスしてください
わたしの体をあたためてください
あなたのやさしさとあなたのくれる快楽が
わたしに安心と愛をつたえてくれるのです


もしわたしがあなたのこどもなら
どうぞ、わたしにふれてください。
いやがるかもしれないし、拒否するかもしれないけれど、
何度もそうしてください
わたしがどうしていやがるのかわかってほしいから
おやすみなさい、と抱きしめるあなたの腕が
わたしの夜を甘くしてくれる
昼間に見せてくれるあなたのやさしさが
あなたの感じる真実を伝えてくれる
(中略)

もしわたしがあなたの年老いた父親なら
どうぞ、わたしにふれてください
あなたが小さかったときに
わたしがあなたにふれたと同じように
わたしの手をにぎり、わたしのそばにすわって
わたしを力づけてください
わたしの疲れた体によりそい、あたためてください
わたしは随分しわくちゃになってしまったけれど、
あなたのやさしさに力づけられる
どうぞ何もおそれないで
ただ、わたしにふれてください




The biblical phrase of this month—
You should wash one another’s feet (John 13:14)

It is his servants who wash their master’s feet. However
Jesus took some water, started to wash His disciples’
feet, and dried them with a towel, one by one, after the
last supper. As Peter got shocked and refused, Jesus said,
“You should serve each other as I did to you. Mothers
should be proud of themselves, because their job is serving
others. Our Lord never misses your humble serving deeds.
Even though you may feel isolated from the society during
looking after your family and children day after day, Jesus
is with you to serve others and He is most willing to share
your difficulties and joy with you!

♪♪Sutekina Yochien♪♪
★ Ice on the playground made our children so excited
that they took pieces in their hands, showing them to each
other. Then, someone shouted, “So warm!” How nice their
teachers were to prepare some warm water! They all healed
their freezing hands.
★ Three Bara children called me and they wanted to
show me a huge rocket-looking item made with Lego blocks.
Their teacher said, it was longer than 160cm, as she lay
down to compare with her height. They have learned to work
together, which is a sign that they have grown enough to be
Sumire gumi.
Doves playing in our playground are very friendly
ones. They come so close to our children but don’t seem
to get scared. Some were given names. Others even eat
beans out of our children’s hands!

Thank you for coming to our interview, as well as Oyugikai,
Disaster Prevention Meeting, and Juggling Show.
New Parents Association members were decided very quickly
with their voluntary attitude. We hope others also give
their helping hands on some other events and activities
next year.
Please put one mascot on each school bag. If you have too
many, you never know which one you lost.