「こころをこめて」

朝は雨上がり、おゆうぎ室でなかよく遊

たいせつなのは、どれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ心をこめたかです。
マザー・テレサ 愛のことばより」

今日の「かみさまのおはなし」の時間、すみれ(年長)組は、マザー・テレサの紙芝居をよんだあと、「心をこめる」ことについて考えました。マザー・テレサは、道に倒れている身寄りもなく、死にかけている人を、自分たちの「うち」(死を待つ人の家)に連れて行き、抱き上げ、まるで自分の家族、子どもにするように、スプーンでひとさじずつスープを飲ませ、やさしいいことばをかけました。「心をこめた」その行為は、死んでいくその人にとってはたった1回の愛された体験だったかもしれません。相手のことを思って、ていねいに、一生懸命することが、「心をこめる」こと。
さて、今日、「心をこめて」したことがあるか探しました。ある子は、テーブルを心をこめて拭いたと言い、みんなも、どんなときに心をこめたか、おうちで考える事にしました。
さて、クリスマス前にお祈りをして、二人ずつで描いた絵を「クリスマスおめでとう」という本にして今日配りました。そういえば、どの絵も、隅までしっかり塗り、ていねいに細かい部分も描かれています。これこそ、「心をこめた」作品! 1ページずつめくりながら、ひとりひとりに、「心をこめたね。」とたしかめました。みんな、にっこり、うなずきました。今ごろおうちの方に見せているかな。どこのお店でも買えない、世界一すてきな絵本。大きくなっても、開くたびに、お友達を思い出すことでしょう。