風がビュー

youchien2009-04-23

 空は晴れ渡り、風が強い日でした。いつも開けっ放しの園の廊下はすぐに葉っぱが入ってきてしまいます。
 子ども達は外で元気に遊びました。「せんせい、アリはいないの?」 「だんごむし、もっとおらんかな。」と、活動し始めた虫たちの動きに敏感です。
 「ねぇ、あそぼう!」と、ばら(年中)さんがゆり(年少)さんに、元気よく呼びかけている声が、しばしば聞こえてきます。Kちゃんは、ずっとMちゃんのブランコを押してあげています。「せんせい、このこ、かわいい。」と、報告に来てくれます。滑り台の上に、おもちゃやスコップといっしょに、お水をいれたバケツを持っていった子がいるようです。「せんせい、たいへん。」と教えてくれたときには滑り台は水びたし。4月はこんなハプニングはよく起こるのです。誰も滑り台を使わないようにと、気をつけていたのですが、お片づけが終わって皆が引き上げたと思ったとたんに、ざぁーっという音。なんとも気持ちよさそうに、ひとりの男の子が水浸しの滑り台を滑り降りたのでした!
 
 プランターのイチゴがぐんぐん茎をのばし、実がたくさんついています。それでも、「まだ、もっとあかくならんと、たべられやん。」というすみれ(年長)さんのことばをまもって、ゴックンとつばを飲み込みながら覗き込みに来ている子ども達です。