今日の「かみさまのおはなし」

お聖堂で。

月曜日は「かみさまのおはなし」があります。聖堂(チャペル)にきれいに並んで入堂し、お話を聞きます。
 ゆりぐみは、「くだもの」の絵本を読み、神様がくださったたくさんの秋のくだものを思い出しました。まだ柿にピンとこない子もいます。どれもおいしい、くだもの。みんなでなかよく分けていただくと、神様もうれしいでしょうね。
 ばらぐみは、旧約聖書からヨナという人物とヨナをのみこんだおおきな虹色のおさかなのおはなしの絵本。ヨナは神様のお仕事をたのまれて、逃げ出そうとしたけれど、お魚に飲み込まれて結局行きたくなかった町にポンと吐き出されます。・・・神様はどこに行ってもこのお魚のように、心配して守ってくださいます。 
 すみれぐみは、新約聖書から「帰ってきた息子」の紙芝居。お金持ちの人の息子のひとりがお父さんから財産を分けてもらい、外国に行って遊び放題。お金を使い果たして友達もいなくなり、食べるものもなくなって改心し、お父さんの家を思い出して謝ろうと決心して帰ってくると、毎日家の外で息子を待ち続けていたお父さんが大喜びで息子を抱きしめ、歓迎します。豪華なパーティを開いて祝っているお父さんに、もう一人の息子は妬ましくなり、文句を言う、というイエスさまがなさったたとえ話。イエス様は「なかまはずれ」にされている人を大事にされます。例えその人にいやなところがあっても、自分もいつもイエス様に大切にされているのですから、それに腹を立てるのはやめましょう。みんな、ふん、ふん、とうなずいて、よく、聞いてくれました。