足が大きくなったね。

お帰りの後のくつ箱です。

月曜日です。朝、Hくんが、「せんせい、おはよう。くつみて!」と言いました。ピカピカの運動靴です。それから、門で登園児を迎えていると、Kちゃんも、Yちゃんも、「ねぇ、あたらしいくつだよ。」と、見せてくれます。Aくんは車から降りるなり、じっと私の目を見て、あたらしい靴に気がつくか見ていました。そうなのです。みんな、足が夏の間に大きくなり、靴を買い換えてもらったのですね。そういえば、園の上靴も、毎日のように業者さんがあたらしい靴を届けてくれています。
さて、今日の「神様のおはなし」は絵本を読みました。
ゆり(年少)組は、「そらいろのたね」。ゆうじくんの大切な飛行機がほしくてきつねが「とりかえて。」と言って手渡した「そらいろのたね」から「そらいろのうち」が生えて、どんどん大きくなっておともだちや動物がいっぱい入ってくれたのに、きつねが「ぼくのおうちだから、みんなでていって!」と追い出してしまいます。「そらいろのうち」はどんどん大きくなってついに壊れてしまいました。「でていって!」といわれたときのみんなの表情がすごく印象的。仲良くできないのは「さびしい!」という感情を味わいました。

ばら(年中)組は、バベルの塔のことを描いた絵本です。王様のわがままで、神様よりも偉くなろうと高い高い塔を作り、そのためにたくさんの土、木、草を使いすぎて、人も牛も使い放題使ったら、人々は言葉がバラバラになってしまい、仕事ができなくなって去って行ったというお話です。神様を尊ばないことへのいましめに加えて、「木がなくなったら、こまる。」と、内容を理解してくれたようでした。
すみれ(年長)組は、「ゆるしてあげましょ」という絵本。イエス様の話されたたとえ話です。王様から百万円もの借金をゆるしてもらったのにいじわーるさんは、自分からお金を100円借りたびんぼさんの借金をどうしてもゆるさない、と、牢屋にいれてしまいました。それを知った王様はがっかり。・・・というたとえ話です。わたしたちも、「ごめんね。」と言われてもゆるせないと思うことはありますが、実は神様から数え切れないほどのことをゆるされています。ちょうどおかあさんがみんなのことをいつもゆるしてくれるように。これからも、みんなの口から、「ごめんね。」の後の「いいよ。」の言葉をたくさん聞けると思います。