雨が降っても

自分のかおだよ。

久しぶりの雨。それでも元気いっぱいの子どもたちは、おゆうぎ室でたっぷり遊んだ後、それぞれのクラスに入って、絵の具やクレヨンを使った作業に集中していました。
ばら(年中)組の「神様のおはなし」では『あさえとちいさいいもうと』という絵本を読みました。お留守番を頼まれたあさえが、お昼寝から起きてしまった妹のあやちゃんを遊ばせているうちに、あやちゃんの姿が見えなくなります。あさえはどきどきしながら、必死に探し回ります。みんなも「どきどきする!」といいながら、集中して聴きました。小さい子のことを心から心配してあげる優しい心を神様からもらっていることに自分で気づていきました。
すみれ(年長)組では、『親切なサマリア人』というイエス様のされたたとえ話。山道で強盗に襲われた人を親身になって介抱したのは、ユダヤ人から嫌われていたサマリアの人でした。立派な身なりのお坊さん(祭司)やかしこそうな先生(レビ)が見てみぬふりをして通る場面では、「いったら、だめだよ!」「だれかをよんでくればたすけられるのに!」とコメントして、正義感の強さを見せてくれました。みんな、わけ隔てなく愛せる人になってくださいね。