げんきなげつようび

なわとび、だいすき! 

 お休み明けですが、今日も皆元気に登園してきました。
神様のおはなし:
ゆり(年少)組は「クリスマスのはじまり」という絵本を読みました。クリスマスは、ケーキを食べる日と思っていたかもしれませんが、実はイエスさまという神様の御子がうまれた日。皆が「わたしはちいさいひつじかい」と歌っている聖歌の羊や天使が絵本の中にたくさん出てきて、大喜びでした。クリス・マスとは「キリスト」「お祭する」という意味です、と言う説明はあまりよくなかったね。「ぼく、おまつりいったときね・・・」と頭の中がお祭りでいっぱいになった子もいました。 
ばら(年中)組は「モーセ」の紙芝居でした。旧約聖書の中心的人物のひとりモーセは、エジプトで苦しい労働を強いられていたイスラエルの民を救い出す使命を神様から受けて、神様に不思議な力をいただきます。カナンの地まで帰ろうとするイスラエル人をエジプトの王様の兵隊たちが追いかけてきます。海のそばまで追い詰められたときモーセが神様に言われたとおり手を上げると、海は左右に別れ、人々はそこにできた道を渡って逃げ延びました。映画「十戒」でおなじみの場面です。 
すみれ(年長)組は、こちらもちょっと難しい聖人のお話、「せかいでにばんめのうまごや」です。アシジの富豪の息子フランシスコは戦争の後、人々の心も痛んでしまったことに落胆します。教会を建て直すことから初めて、家も財産もすべて貧しい人々に与え、人々にイエス様の愛を伝える修道士の道を選びます。クリスマスには村の人々といっしょにイエス様の誕生した馬小屋を作ってお祝いしようと呼びかけ、この習慣は世界に広まりました。これが、後に聖人となった「平和の祈り」で有名なアシジの聖フランシスコです。クリスマスには、教会では必ずイエス様親子のいる馬小屋を飾ります。最近は日本でもツリーのオーナメントに馬小屋をあらわしたものも売られるようになりましたが、クリスマスの本当の意味をもっと伝えることができたらいいのになぁと思います。
 朝のお祈りの前に、各お部屋ではクリスマスの歌が元気に響くようになりました。