神さまのお話

ゆり(年少)組の絵本は「もしもし、きこえますか?」で、鳥や花やいろんなものがお話していることに気づいて、神様ともお話してみよう、神さまに「もしもし」すると、神さまはとってもうれしいだろうね、という、「おいのり」の真髄に気がつくお話でした。
ばら(年中)組は「パンとお魚」と言う紙芝居。イエスさまのお話を聞きに集まったのは何千人という人々。さて、お昼ご飯をどうしようか、と話し合っているイエスさまと弟子の困った様子を見て、一人の男の子がお母さんが持たせてくれた五つのパンと2匹の魚を、「イエスさま、どうぞ。」と差し出します。イエス様が喜んで、お祈りをささげてそれを配ると、人々にすべていきわたって、まだ残ったと言う有名なお話。イエスさまのお手伝いをすることができた男の子はとてもうれしくなりました。
すみれ(年長)組は「お魚がいっぱい」という紙芝居。まったくお魚が取れなくて困っていた漁師の兄弟。舟にのって神さまのお話をされていたイエス様は、「もっと深いところに漕ぎ出しなさい。」と言われたので、そこに兄弟が網を下ろすと舟に乗り切らないほどのお魚が獲れました。イエスさまのなさることはやさしさにあふれ不思議! その兄弟たちは、「このかたについて行こう! イエスさまのお手伝いをするひとになりたい。」と、弟子になったのです。「神さまのお話」を聴くのもあと2回ほどです。みんなが小学校に行っても、イエスさまのお手伝いができるやさしい人でいてほしいと話すと、どの子もしっかりとうなづいてくれて、思わず目頭が熱くなりました。