おわかれ遠足

 雨になってしまい、博物館までの距離を果たしてちゃんと歩けるのか心配でした。「あさ、はやくめがさめたよ!」「ぼくも、たのしみ!」という言葉が飛び交い、子どもたちはとても楽しみにしていたそうです。なるほど! がんばりました。全員最後まで、しっかりと手をつないで歩きました。プラネタリウムは、海の星カトリック幼稚園の貸切で、とてもわかりやすい説明でした。はじめに、園からリクエストした「さんぽ」をかけて下さりみんなで歌って盛り上がったところで、だんだんと暗くして、「お月様にも暗くなってもらいましょう。」という声がすると、満天の星。「うわぁ、きれい!」まるで宝石をちりばめたよう。どんどん、宇宙の夢の中に吸い込まれて、星座のことも習い、歌も元気に歌いました。
 帰りも雨でした。すみれ(年長)さんはゆり(年少)さんの手をしっかり引いてくれました。ばら(年中)さんも二人ずつ手をつないで、乾いていないレインコートを着ても気にせず、ほんとに、「いっしょうけんめい!」という歩き方でした。鶏小屋を飛び出したひよこたちのようなこの一団に遭うと通る人は皆にっこり笑います。「がんばってね!」「よう歩くなぁ。」と声を掛けてくれる方もありました。