卒園式は、お聖堂（チャペル）で行われます。今日はお天気もよくなり、晴れ着で一段と美しいお母様方、ビシッとスーツに身を固めたお父様方が聖堂の両脇に座られました。在園児もやや引き締まった顔つきで入堂し、今日は先生の補助なしで正面できれいにお辞儀をして自分の席につきました。神父様が着座され、いよいよ、晴れやかなショパンの調べにのって、卒園児が入堂。全員で大きな声で園歌を歌いました。園長の式辞の後は卒園証書の授与です。お母さんまたはお父さんと並んで前に進み、子どもが「ありがとうございました」とはっきり言って証書を受け取ります。それはあたかも、子どもさんといっしょに幼稚園に通われ、喜びも悲しみもいっしょに体験された親御さんへの感謝状の授与のように見えます。在園児の「お祝いのことば」は元気よく言えました。そして卒園児の「お別れのことば」は「思い出のアルバム」の曲にのせて、園での思い出を呼びかけ風に発表して行きます。保護者席からは涙をすする音がだんだん大きくなってきます。心のこもった謝辞、記念品目録、祝い品授与・・・最後は聖歌「忘れないで」の大合唱。そして神父様といっしょに「主の祈り」をとなえ、メッセージをいただき、祝福をしていただきました。卒園生はマザーテレサの「わたしをおつかいください」の聖歌にのって拍手の中を卒園生が退堂していきました。おゆうぎ室で、卒園生はたくさんの作品やメッセージやプレゼントを受け取り、先生一人一人からもお祝いのことばをもらいました。今年の卒園生は、素直で特にがんばりやさん。一生懸命何にでも取り組み、おおきな喜びを作り出す子どもたちです。がんばりすぎて疲れたときは、いつでも海の星カトリック幼稚園に心を休ませに来てほしいと思います。行ってらっしゃい!!
