観るのも練習

聖劇の練習もあとわずかです。毎日たった1回通すだけですが、子どもたちの1日ごとの成長に驚くこのごろです。きのうは「もっと大きい声で。」「ゆっくり言って。」と、注意されていた子が今日は見違えるようにじょうずにセリフを言い、キョロキョロ落ち着かなかった子が聖歌を真剣に歌うようになっていたりします。ハンドベルはタイミングが難しいのに、いつの間にか紙を見ないでできるようになりました。そればかりではありません。どのセリフのあと何を言うか、どの歌が終わったらスタンバイするか、気を入れて観ていないと劇が止まってしまうのですから、観るのも大変な集中力が必要です。羊役のゆり(年少)組さんも出番は少ないのに、ちゃんと観て、待ち、動くことができるようになっています。