あといくつねると・・・?

「どうして、きょうがさいごのかみさまのおはなしなの?」とHくんは不機嫌です。「あと三日で冬休みだよ?」「えぇ!そんなのつまんなぁい!」「つまんなぁ〜い!」と、ばら(年中)組がお聖堂の前で言っています。今日は絵本を読むよ、と伝えてやっと笑顔が戻りました。「かみさまをつつんだしろいぬの」というお話を読みました。病気のおばあちゃんのかわりに白い布を織ってひとりで市場に売りに行ったリベカはお母さんのようなやさしい女の人からその布を下さいと頼まれます。それはマリアさま、布は赤ちゃんイエス様を包んだのです。
ゆり(年少)組の絵本「ロビンのクリスマス」は、星をみてイエス様のご誕生に会うことができた鳥のロビンは、たきびが消えそうなのに気づいて、胸や羽が焼け焦げるのもかまわず、懸命に火をあおぎました。それから、ロビン(コマツグミ)の胸は赤くなったのです。
だれも知らないようなそんな小さな心のこもったおこないを神さまはちゃんと見て喜んでくださると、両方のクラスに話しました。書棚にもたくさんのクリスマス絵本やおすすめの絵本が並んでいます。
すみれ組は朝から、英語と日本語で歌う「The First Noel まきびと」の練習をしました。お母さんたちも、聖歌「来たれともよ」を朝、練習しました。とってもきれいです。明後日のクリスマス礼拝がたのしみですね。