神さまのおはなし

すみれ(年長)組の「神さまのおはなし」がありました。「よいみみのこうま」というちょっと長いお話を読みました。みみの聞こえないこうまはよく置いてきぼりをくいます。ともだちの動物たちはみんな「かみさまがくれたしるし」があるのに、このこうまにはないし耳も聞こえないから、きつねは「できそこないだ。」と言います。きつねが雪道で迷って凍えていたとき、こうまはだれかに呼ばれたような気がしてきつねを見つけ、一晩中雪に埋もれそうになりながらもおなかの下できつねを温める、というお話。命を助けられたきつねはこのこうまのやさしい心がこのこうまの「しるし」なんだとわかって、おんおんと泣いてしまいます。
小学校に行けば、また行動範囲が広くなれば、みんなは障害を持った人にも出会うことでしょう。そんな時、その人の「しるし」も受け入れられる人になってください。みんなも神さまのやさしい心をいただいているから、きっとできるでしょう。そう、話しながら、キラキラ輝くみんなのきれいな瞳を見て、平和な気持ちになりました。
外では、すみれ組のはじめたなわとびで、ゆり組の女の子たちが遊び始め、とても楽しそうでした。