神さまのおはなし

ゆり(年少)組は「ルラルさんのにわ」という絵本を読んで、おもちゃや砂場を独り占めするのは、どうだろうか、と考えました。ルラルさんは美しく手入れをしたお庭に誰もいれなかったのですが、ワニに教えられて、庭に寝そべる楽しさを知りました。するとたくさんの動物がやってきてお庭でのんびり楽しんで・・・ルラルさんもすてきな笑顔になったのです。神さまは「みんな入っていいよ。一緒に使おう。」という心をよろこんで下さるね。
ばら(年中)組は「ヨセフ」という旧約聖書の中の人物が、お兄さんたちに外国に売られてしまうのですが、そこで飢饉が来るから備えるようにと王様に教え、大臣になります。国中に倉を作って作物を準備し、飢饉になると、食べ物をもらいにやってきたお兄さんたちを優しくゆるして、一緒に暮らしました。ゆるすことの尊さを、みんな理解してくれました。
すみれ(年長)組は「マルタとマリア」の有名な新約聖書のおはなし。イエス様を迎えるのに、家事で忙しいマルタも、お話を聴くことに一生懸命のマリアも、どちらもそれでいい、とイエス様はおっしゃいます。お友達がしたいことと自分がしたいことは違っていてもいいのですね。お互いを受け入れることの大切さを話し合いました。
お日さまがいっぱいの庭では、今日は「ジュースやさん」の看板が出て、いちご色のジュースがたくさん。そのおとなりは「ちゃーはんやさん」とのことで、おいしそうなお料理が次々出てきました。