家族で遊ぶ

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おはようございます。まこ先生が写真を提供してくれましたので、

画面をこれから明るくしていきますよ。ありがとう!

 

今日は雨ですね。おうちで1日何しようか、と、悩みますね。

本来ならば楽しみにしている週末ですから、家族で、思い切り

楽しく過ごす方法を考えましょう。対話がいっぱいできる

遊びいいですね。小さい子でもトランプで「神経衰弱」なら

すぐ覚え「もっとやりたぁい!」と言います。子どもが大好きな

遊びのもうひとつは、すごろくですが、既製のものを超える

「わがやすごろく」を1日かけて作ってみませんか。

まず、おうちの見取り図を、大きな紙(模造紙が無くても

カレンダーをつなぎあわせたものやポスターの裏)にマーカー

などで大きく描きます。上のお子さんがいたら地図を作る練習

となりますから、「リーダー」になってもらい任せましょう。

朝、起きてから幼稚園に行くまでの動線をすごろくのコマとして

つないで行きます。スタートがベッド、次はトイレかな。その間

に1コマを入れて「ベッドから落ちて1回やすみ」。トイレの次の

1コマは「手をきれいに洗ったので2つすすむ」。次は部屋に

戻って着替え、それから洗面所。食卓に着く前に、テレビの前で

止まって見ちゃったから1回休み、お父さんを呼びに行って

次に洗濯物を干す。お手伝いできたから3つすすむ、など…

できるだけ全部の部屋、場所を通る動線を考え、みんなで

話し合いながら作りましょう。玄関を出られたら、「ゴール!」

楽しそうでしょう?

それから、サイコロも手作りしましょう。本物を見て、どの数の

裏にどの数がくるのか、どんな図形から作れば立方体になるのか、

お父さんと上の子たちなら真剣に作ってくれます。小さい子は

数字のサイコロでもいい。6までの数字が読めるようになります。

「動かす駒」は園児が家族の顔、体を描いて作ってくれますので、

立てることができるように工夫してあげてください。

 

ルールをきちんと説明してから、スタート!  ワクワクですね!

コマごとに指示をひらがなでかいておけば文字を読もうとする

意欲が高まります。さらにバージョンアップして、今度は

幼稚園の見取り図で、園の一日版を作ることもできます。または、

「家を出て次はお城に行ってみたら?」とか、行きたい場所を

想像して作るなら無限に広がり、知らず知らずのうちに、空間

認知や図形の理解力、数、創造性、想像力、社会性が養われます。

*大きな紙はひきこもりの必須アイテムです。

手に入らない方は幼稚園にいただきもののカレンダーが

ありますので、平日午前中に取りに来て下さい。

 

ところで、誰か一人が気に入らないことがあってぐずったり

ずるをしたりしてけんかになることがあります。その時は、

あとからでもいいのですが、「ミーティング」をします。

これは対話ではなく、「これからどうしたらいいかを決める」

という目的のある話し合いです。ミーティングでも、

「○○ちゃんはだめ」という言い方、批判は止めて、「ママは

順番を抜かされた時、がっかりした。」「怒りたくなった」

「やる気がなくなった」など、「私」の気持ちを伝えることを

ルールにして、「じゃぁ、どうしたらもっと楽しくできると思う?」

を話し合ってみてください。きっと子どものきちんとした意見に

驚きます。これを繰り返すと、自分の意見を筋道を立てて話す力が

育ち、家族全員が協力したいという気持ちを持つようになります。

誰かから何かに文句がでたら、チャンス。それをテーマに

ぜひミーティングを楽しんでください。

ミーティングの最後は、全員に結論、決めたことをはっきり伝えます。

 

寝る前にどうぞ読み聞かせを続けてください。そのあと、

ちょっと座り直して、「ウィルスで苦しむ人をどうぞ

助けてください。お医者さんたちをお守りください。」と

家族でお祈りをぜひ、お願いします。皆で祈りましょう。

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