ラジオを聞きながら通勤しています。今朝は
…♬わらってよ、きみのために~
わらってよ、ぼくのために~…♬
と、さだまさしさんの曲が流れてきました。今心に染みる、
『道化師のソネット』。あぁ、みんなで大声で歌いたい! 笑いたい!
子どもたちにぎゅう詰めになって囲まれたい! みんなの笑顔、
みんなのにおい、みんなの声を思い出しています。
GWに入ります。ホーム展示場を作りましょう。子どもに小さな
コーナーを与え、台を置きます。前の日に作った作品、描いた絵や、
書いた文字…
「何でも展示してください。自由に飾っていいよ。必要なものがあったら
なんでも言ってください。」と頼むと、画廊のマスターになってくれます。
もしかしたら、弟や妹のものも飾ってくれるかも。散歩のときに見つけた
石や花、ガラス片でも自由に展示させましょう。粘土やブロックの作品も
ぜったいかわいいです。部屋ではちょっと、という場合は廊下でもいいです。
養生テープが使えるなら、壁は大きい紙(カレンダーを貼り合わせたあれ
です)を貼って、その上に作品を貼り付けることもできます。養生テープや
マスキングテープもひきこもり生活の必須アイテムです。時には壁一面を
キャンバスにして、自由に絵を描いて飾ってみるのもいいですね。急に
抽象画の美術館になります。
自由な発想ができる子どもにするには、親は「ダメ。」を慎むことです。
代わりに「それはちょっと困るけど、他の方法はないかな。」と、さらに
良いアイデアを引き出してあげてください。子どもは驚くべき柔軟性
そして天才性を持っているのです!
展示が完成したら、ゆっくり眺める時間を作りましょう。さらに、美術館の
ように入り口・順路を決め、受付で整理券または入場券をわたすように
してもいいし、看板も作ったりして本物っぽくします。
そして、年長児以上なら「解説員」をやってもらいます。作品について
「これは~です。ここがうごくようになっています。…」などと説明をして
もらいます。家族みんなで鑑賞することができたら、それぞれが感想を言って
ほめる時間を取りましょう。しばらくの間、言ってもらったことを思い出し、
眺める度に嬉しくなり、また得意なものを作ってみたいと意欲が出てきます。
今日は、この話の流れですから、「ほめる」ことについてもちょっと
触れましょう。
一日一回、夕食の後などに「ほめ大会」をします。今日の「いいね。」や
「ぎゅっ」を思い出して一人ずつにみんながひとことずつほめる言葉、
すてきなところを発表します。たとえば最初はパパ。ママは「お買物のとき
全部荷物を車にいれてくれて、優しいです。」とほめ、お姉ちゃんが
「良く分かるように勉強教えてくれて、ありがとう。」、
そして弟が「パパは力持ちです。」など。次はママについて一人ずつが
言います。なにも思いつかなくても、赤ちゃんにでも「わらうと可愛い。」
「げんきに泣きました。」と、あたりまえのことでいいのです。ほめて
もらった人は否定せず、ニッコリ受け止める。最後の人が終わったら、
みんなで手をつないで「ありがとう!」と言って終了。これを続けて
みてください。
何かが確実に変わって行きます!
さて、休業休園が延長となりました。長期戦を戦っています。でも、家族が居る。
食べるものもある。電話やメールできる仲間も居る。がんばれると思います。
そしてわたしからもお願いします。
♪わらってよ、きみのために~
わらってよ、ぼくのために~ ♬