「すこやかなひきこもり」延長編1 くふうする

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 皆様のステイホームウィークはいかがでしたか。

 写真は昨年のいもほり。実は2日土曜日にサツマイモの植え付けが終わり

ました。と言っても、私の息子が全部やってくれました。前の週から

草刈りを3回、そのあと耕運機で耕し、畝を作って、当日は知らぬ間に

マルチシートが張られてあり、下の通りでした。

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それは、3日から4日にかけて雨が降るのを予測して計画したらしい。

植えたあとしばらくは水やりが欠かせないので、昨日の雨も恵みでした。

10月のいもほり遠足が行えるように、もうしばらく「ひきこもり」

がんばりましょう。

 

 「じんば先生、田舎に住んでるのね。」と思われたでしょう。ほんと!

私の最近の「幸せ」は、夜車が全く通らず、カエルの鳴き声を聞きながら

就寝することです。もちろん、朝はヒバリ、ウグイスの声で目覚めます。

今朝家を出る前に玄関を掃除すると、軒先にツバメの落とし物。「おぉ、

おかえり!」と庇を見上げると以前の巣を修繕中のようでした。山は

若い緑が毎日勢いを増してきました。例年は「山が歌う!」と感じて

いたのですが、今年は心なしか、低い音でハミングしているように

聞こえます。皆様にこの幸せをこれからお分けしていきたいです

 これからの延長編では、もう少し具体的に、また3歳児から

5歳児までの応用を意識して「すこやかにゆたかにひきこもる方法」を

お伝えしようと思います。月曜日は食に関する話題、火曜日はトトロン

ルームで取り入れているモンテッソーリの「お仕事」や生活習慣について。

水曜日はこれまでお伝えした遊びの発展、木曜日は数や形について

金曜日は使える英語、土曜日「生活」に関する意識や社会への関心です。

 4月に2週間あまり読んでいただいて、「柔軟に工夫をすればいいんだ!」

と気づかれたことでしょう。新型コロナウィルス感染が広まり、何もかも

思い通りにならない中で、人々は少しずつ発想の転換「工夫」をしています。

ペットボトルを作っている会社が透明のフェイスシールドを生産、シャープは

マスクを、また別の会社は脱ぎ着が素早くできる防護服…と今までとは違う、

しかも今こそ必要なものの生産を始めました。仕入れを予約していた食材で

お弁当を作り医療の現場に無料で提供している高級ホテルのレストランもあり、

タクシー会社がスーパーで商品を受け取って自宅に届けるサービスも。

これらの会社で働く人達は、きっと「喜び」を感じて今日も手を動かしている

と思います。役に立つ喜びです。スイスでもイタリアでも、夜の決まった時間に

街中の人がベランダに出て医療従事者に感謝する拍手を送るそうです。聞いた

だけでも嬉しくなりますね。工夫は幸せを生み出します。

 「困難は工夫を生む」そして「困難は成長させる」。

 困難は人生につきもの、それをマイナスと思わせる誘惑に負けてはダメ。

ストレスがたまるから怒る、当たり散らす、虐待してしまう…いいえ、ためこむ

前に、楽しくなる工夫をしましょう。誰かの役に立つ工夫、人を笑わせる工夫。

工夫のヒントはどこにでもあるので、アンテナをたてておくだけです。

 

 また、私たち家族が子どもたちが小さかったころ(長男9歳、次男7歳、

長女5歳)に体験した未開の島での忘れられない体験を聴いてもらってもいいで

しょうか。少しずつ連載します。題して『それでも奮闘記』としましょう。

 

 今日は、延長編の予告でした。明日またお会いしましょう。

家の庭にはてっせんが咲き始めました。寝る前に今日うれしかったこと、

よかったことをいくつか思い出してみましょう。そして深呼吸、にっこり。

最高の笑顔で寝付くといいですよ明日を、すこし美人で始められそう。

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