3 おかたづけ

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 英語、やってますね。9月にフォニックスが5minutes English で始まりました。ヴィクター神父様手作りの教材でどの文字がどんな音かを少しずつ。教室の空気がピーンとしています。

 

 おかたづけについて。究極のアドバイスは「指定席をつくる」。

 子どものおもちゃや道具が散らばるのはある程度しかたがありません。ただ、「これからお絵かきする」とか「今からじっけんする」とか言うときは、一旦他のものを片付けます。それぞれのおもちゃが帰る場所「指定席」小さい子なら「おへや」でもいいし男の子は「基地」とか「駐車場」など、好きな名前をつけましょう。この機会に一度、子どもと相談しながら時間をかけてそれぞれにピッタリの場所を作ってあげてください。できる子にはその地図も作らせます。(現在、地図をドアの内側に貼って冷蔵庫が片付いています。)

 我が家には小さい棚があったのですが、その下が大きな箱になっていたので、そこになんでも一緒に入れてしまって、部屋は片付くのですが、整理整頓の習慣はどうも育たなかった気がします。ぜひ、仕切れる棚、または百均の箱などでおもちゃが帰りやすい指定席を作ってやってください。自分で「決めてあげた場所」だったら、ちゃんと戻します。幼稚園でもままごとの整理棚を買ってくだもの、肉、デザート、スプーン、などのイラストつきの「表札」をまみせんせいが作ってくれたら、それ以降おもちゃはほとんど迷わずにおうちに帰るようになりました。

 わがままで、「かたづけたくなぁ~い」日もあります。大人もあります。それが続くようならば、治療法もあります。思いっきり出しっぱなしをさせ、カーテンを閉め、突然電気を消してみてください。「ママ~こわい。」と走って来ようとしてもおもちゃが足に絡まります。危険を教える。または、「ここをひろ~くする大会をします。ベルが鳴るまでにたくさんお部屋にもどした人が勝ちね。」と数えながら競争に。ビフォア・アフターの写真を撮って、またはゴロゴロ床を転がり回って広さを実感するのも効果があります。

 さぁ、私も今日は片付けをしますよぉ~!

 

そ・れ・で・も奮闘記 (第2回)

 タクシーは走り出しました。「おとうさん、まにあうの?」と長男は小さい声で夫に聞きます。下の二人はいつものようにつまらないことで口げんか。私はただ無言。多分無表情だったかも。夫は広東語で速く走ってくれと運転手に言ってますが、答えは無い様子。そして・・・やっぱり! 

 香港島から空港のある九竜(カオルーン)に行く唯一の陸路であるトンネル「遂道」にさしかかる手前で、ピタリと交通の流れが止まりました。渋滞。ダメじゃん! これがあるからこの町では時間が読めないのです。だんだん車のなかの空気が重くなってくる。凍りつく。どうみても国際便の登場時間には間に合いません。子どもたちも黙ったままです。やっとタクシーが空港に着いた。わたしたちは空を見上げて、「あれかな、ぼくたちの飛行機。」一機が悠然と滑走路から飛び立っていったのでした。わたしたちの「流浪のたび」が始まりました。 ~つづく~

 

下は子育て講座で英語で挨拶するお母さんたち。たのしそうでしょう。

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