9 英語はうたで

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昨年トトロンルームだった子どもたち。楽器に興味津々。本物はいいね。

 金曜日です。英語の歌の効果についてお話ししましょう。英語は、とにかく歌えば身につきます。トトロンルーム(2歳児)の子どもたちも英語の歌が大好き。歌っていないようでも、体を動かして楽しみます。そして知らないうちに英語のイントネーションが身につき、もっと歌いたくなってます。

 幼児期に大事なのはイントネーションです。英語圏の子どもたちと暮らしてみると、はじめから発音ができるわけではないので、聞こえたとおり言います。日本人の赤ちゃんと同じです。でもイントネーションを正確に教えることはできます。歌があるからです。ぜひ、子どもの英語の歌のCDを1枚買ってあげてください。たくさんの歌をすでに知っているはずです。何度も流しておくだけで英語好きになります。機械の操作も教えて任せてくださいね。

 くれぐれも、聞こえたとおりでよい、のです。決して発音を直したり笑ったりしないで、自由に歌わせてください。メロディーが正しければ、いつか、正しい発音に気づいて直ります。私は、園長になる前4年間くらい幼稚園の英語講師でした。Education Through Music というメソッド、つまりほとんど歌を使って英語のレッスンを毎週海の星で行いました。A Hunting We Will Go という歌があって、

A hunting we will go, A hunting we will go                                          We'll catch a little fox and put him in a box                                                                             and then we’ll let him go 

(ハンティングに行こう、行こう、キツネを捕まえて、そして放してあげよう)と歌いながら、友だちを捕まえ、円の中に入れて、ハンター交代するゲームを楽しみます。あるお母さんが「うちの子、We'll catch a little fox, ブキミナボックスと、ずっと歌っていて、変わった歌だなとおもっていました。」と英語参観のあとで話してくれ、大笑いしました。イントネーションはバッチリ、発音もほぼあっているのでした。

Enjoy English!

 

そ・れ・で・も奮闘記 (第8回)

 その夜は、バーベキューでした。たくさん釣れたその銀色ツヤツヤのお魚は鯖の仲間のようで、おいしかった~。他に何を焼いたのか、だれに聞いても覚えていません。夫は「ご飯は無かった。」と今、さらっと言います。シャレーの前の海岸での1品だけのバーベキュー。近所に住む猫たちが寄ってきました。満腹なのかどうかわからない体験でした。

 この島には、猫がいました。レストランに行く途中に毎日あう猿がいました。つながれていたので誰かが飼っていたのでしょうが、皮膚病なのか毛が抜けているところがあり、子どもたちが近寄りたがるのは困りました。もし、病気を持っていて感染したら、ここでは病院なんてないよ。ニワトリもいました。脚が異様になが~い。それは、砂浜を歩くためでしょう。そして、木の枝にバサバサッと飛び乗って木の上を巣にしているのでした。驚きの光景でした!

 その夜、マーさんが言いました。「明日わたしは帰ります。あと、ゆっくりたのしんでね。」その一言にどんな意味があるのか、だれも気づかず、ニコニコとおやすみなさいを言いました。 ~つづく~