「かみさまのおはなし」最終日

youchien2009-03-09

 「せんせい、きょう つづきだよね。」と、朝から、何人かのすみれ(年長)さんが声を掛けてくれました。先週読んだ紙芝居『イエスさまのくるしみ』はイエス様が弟子に裏切られ、兵隊にいじめられ、十字架を背負わされたところまでだったので、「それから、どうなったの?」と、いうところで、「来週のおたのしみ!」と言ってあったのです。「げつようびだよね、つづき。」と確認しに来た子もいました。
 さて、今日の紙芝居は『イエスさまのふっかつ』です。十字架の上でなくなったイエス様は、一言も怒ったり逆らったりしませんでした。「かみさま、この人たちをゆるしてください」と祈られました。そして、息が絶え、天は暗くなり、地震が起こり、神殿の幕が裂けたと記録されています。3日目に、遺体に香油を塗ろうと墓に出かけた女性たちに、天の使いは、イエス様が生きかえられた、復活された事を伝えます。あわてて、弟子たちに知らせに行くと、本当に弟子たちのいるところに復活したイエス様が現れます。「わたしは天の父のところに行きますが、聖霊がいつもあなたたちのところに居るようにします。」と言われました。
 お話を聞いた子どもたちは、ほっと胸をなでおろしました。
 これから先、小学校に行っても、いつも神様がみんなと共に居て見守ってくださることをわすれないでね。
 そのあと、すみれさんは、卒園式の「おわかれのことば」を練習しました。聞いている先生たちも、胸がぐっとつまってしまいました。