名前を呼ばれて、すみれぐみさんが一人ずつ入ってきました。おゆうぎ室は正面にノアのはこぶねとすみれさんの似顔絵。横の窓はカーテンが閉められ手作りのすてきな動物たちや飾りでいっぱいです。花飾りのついた卒園児席にすみれさんは座ります。
横の席に座っていたゆり（年少）さんは「さんぽ」の歌をプレゼント、その後ひとり一人に飾り付けをしたかわいい小物入れのバスケットを手渡しました。ばら（年中）さんの歌は「あおいそらにえをかこう」。プレゼントは、すみれさんひとり一人の似顔絵を入れた、時間割つきの写真たて。「おめでとうございます。」「ありがとうございます。」と、手渡しました。
次は先生たちからのプレゼント。なんと、「白雪姫」とミッキーマウスが３人（？）出てくる劇。王子様は、いったい何を白雪姫に食べさせて元気にさせたのでしょうか？
そして休憩のあと、おかあさま方の出し物がすごかったのです。先ず、「崖の上のポニョ」の歌。みんなが歌うと、あっちから、こっちから、ポニョがぴょこぴょこ顔を出して、もう、びっくり。それから、大掛かりな影絵、「ノアの箱舟」のお話です。心の正しいノアおじさんは、神様から「大洪水をおこすから、大きい箱舟を作って動物を２匹ずつ入れなさい。」といわれます。ぞう、きりん、らいおん、うさぎ、きつね、ふくろう・・・なんと表情豊かなパンダまで、お母さんたちの手でつくった影が動いて、箱舟の中に入ります。大洪水の後、水がひくと、やはり手の影の鳩が、オリーブの枝を加えて戻り、きれいな虹がスクリーンいっぱいに現れました。子どもたちも先生も、大感激！！ そして、手話つき「はじめのいっぽ」の大合唱。
最後はお母さんとゆりさん、ばらさんのつくったアーチの中をすみれさんがくぐって、お別れをしました。
すてきなおわかれ会、準備をしてくださった、お母様方、ありがとうございました。
あすは、卒園式です。
