3月のお誕生会

youchien2009-03-03

 早いもので、今年度最後のお誕生会になってしまいました。
 7人もの「3月生まれ」さんがお誕生日席に並びました。思えば、3月生まれは、幼稚園児にとっては大きなハンディです。4月生まれの子どもに比べれば、園の生活は1年近くも「早く成長するように」とせかされているようなものでしょう。そのためか、この7人のお友達はとってもがんばりやさん。一人一人の、がんばっている場面が目に浮かびました。
 おかあさん方の中で、「おとうさん、おかあさん、Hちゃん(おねえちゃん)のところに、生まれてきてくれて、ほんとにありがとう!」とコメントをしてくださった方があり、胸を打ちました。
 ちょうど、じんばもんば(園長)の今日の「いのちとからだ」のお話は、「なみだ」についてでした。「どんな時に涙が出るの?」と聞くと、「かなしいとき。」「さびしいとき。」「ころんだとき。」「くやしいとき。」・・・とみんな口々に答えてくれました。その他にはどうかと例をあげると、「かんどうしたとき!」という声。う〜ん、さすがすみれ(年長)さんです。人にはみな感情があり、神様は人の心と体とがちゃんとつながっているように私たちを創ってくださったということに気づきました。他の人の涙を見て、もらい泣きするのは、人間だけでしょう。他の人の気持ち(感じ方、感情)がわかるとき、その人にとっても親しくなれます。
涙は、つらい気持ち、悲しい気持ち、暗い気持ちを洗い流してくれます。
涙を流して、人は成長し、清くなっていきます。
すてきなことですね。

 お誕生会のあと、お雛様のお話を聞いて、「ひなまつり」を歌いお祝いしました。