防災のこと

みんなで考えよう、防災のこと。
  

防災講座が開かれました。四日市市役所防災課の職員が園の状況にあわせたプレゼンテーションをして下さり、非常食アルファ米の「五目御飯」「けんちん汁」などを試食しました。小さい子どもたちも、もりもり食べていました。
非常食見本を事務室で展示しています。
 
 あの、阪神淡路大震災を再現した映像のフイルムを見、実際のコンビニのカメラが捕らえていた映像や音声を聞いて、身の毛がよだつ思いになりました。
「6434名は即死でした。」と聞くと、ほんとに、災害を他人事とは思えなくなります。四日市市役所のホームページでは防災情報を詳しく出しているそう  です。家族で一緒にチェックしてみましょう。
 大切なこととわかっていても、時間がたつと忘れてしまいます。1年最低1回は、防災の意識を高めるように、真剣に話し合う機会をお家でも作ってください。

講座の内容をまとめると
  
※ 最近の災害は異常な自然現象のため、豪雨災害、洪水、津波など、予測のつかない大規模被害をもたらすことが多く、それなりの心構えと準備を怠ることはできない。
※ 過去の例より、大規模地震は続けて起こることが多い。東海地震東南海地震が同時に発生した場合、震度6弱の横揺れは間違いない、直下型で起これば、震度7になる。
※ 大規模災害のとき、救助隊(行政)が救出できたのは2%、80%は近所の人や家族によって助けられた。
※ 死者のほとんどが、家や家具による圧死で即死。家具の固定、または家具のない部屋で寝るようにすること。
非常持ち出し袋には・・・懐中電灯、スリッパ、笛、傷テープ、消毒綿をいれ、水、食糧(乾パン、缶詰、アルファ米など)小銭(公衆電話用)、携帯ラジオ、その他タオル、ティッシュ、マッチなど
※その他、携帯電話情報提供サービスの申し込みは市のホームページ「四日市市あんしん防災ネット」まで。古い木造2階建て住宅の無料耐震診断もあります。

海の星カトリック幼稚園の取り組み
海の星カトリック幼稚園は耐震診断、耐震工事を終えています。AEDは玄関の本箱の上に設置しています。
園で緊急避難のために準備しているものは。
 水(各自500ml、)、パン(缶詰、高カロリー)、ブランケット(個人用と予備)、救急箱などです。
園児がいる昼間に大災害が起き、危険と考えられる場合は、これらを持って浜田小学校、または港中学校に避難します。
4月から、携帯メール緊急連絡システムを導入します。お迎えは時間指定をして混乱のないように連絡しますが、車が使えない場合、道路が使えない場合もあります。ご家族が来られるまで、責任を持ってお預かりします。また近所にお住まいの保護者と連絡、連携をお願いします。