最後の神さまのお話

すみれぐみでは、幼稚園最後となる神さまのお話をしてもらいました。

 

今日は『じゅうじかのみち』というお話です。

エスさまみんなから人気だったけれど、それを気に入らない人もいました。

それを聞いて、みんなは深刻な表情。

誰もが知っている『最後の晩餐』のシーンでは、

「なんか、みたことあるかも!」「ししゅうのだ!」と幼稚園に飾ってある作品の事を思い出す子や「12にん でしが いたよね」と今までのお話を振り返る子もいました。

 

 

エスさまが、いろんな人から「おまえは しけいだ!」と残酷なことを言われ、ローマ帝国のお偉いさん(ピラト)にも「みんながいうなら かってにしてください」と見て見ぬふりをされるイエスさまの場面では、

「なんで? なんにもわるいこと していないのにね」

「こんなこと やめようよっていわなきゃね」と優しい言葉が行き交いました。

すると園長先生がみんなの良い声をひろって、

「みんなは こんな酷いことしているひとをみたら、やめようっていえるかな?」と聞きました。

すると少し沈黙があり、

「うーーん」、「わからない」と正直な声が。

それを言う事はとても勇気がいること ということがよく分かっているようでした。

小学校へいっても、みんなが持っている優しい心を忘れずに、周りの人を愛してくださいね。とお話があると、うんうんと静かに頷くすみれぐみさん。

エスさまの生き様をみて、感じることがたくさんあったようです。

 

最後に、お聖堂にある十字架のみちゆきをみんなで見ました。

「マリアさまだ!」「ベロニカさん やさしいね」

十字架を背負うかわいそうなイエス様に寄り添おうとする、温かいすみれぐみさんたち。

三年間「かみさまの おうち」と言って親しんできたお聖堂での神さまのお話も今日でおしまい。「もうしょうがっこうにいくと、かみさまのおはなしをするじかんは、ないいんだよ」と園長先生から言われると、「えぇー!」と驚きの声や、残念そうな声も聞こえてきました。だいじょうぶ、いつも神さまはみんなの側にいますよ😊

 

そして、幼稚園最後のお給食。

苦手なモノも、ごちそうさまの時間もクリアできるようになったね!

がんばるすみれぐみさんを見て、神さまも嬉しい気持ちでいっぱいだと思います♪