ドッヂボールができるようにしようよ!

おててをはなしちゃだめだよ。その調子

久しぶりのお日さまです。今日は体育指導、2年前のインストラクターが代講で来てくれましたが、それぞれのクラスは、すぐに先生に慣れ、しっかり鉄棒の練習に取り組んでいます。

連日の雨で園庭には大きい水溜りがいくつもできていたので、私は朝9時前から、水を汲み取っていました。いつのまにか、すみれ(年長)のSくんが、スコップ山盛りの砂を運んで来て、何も言わず、滑り台の下のぬかるみのところに置いてくれています。そのうち、何人もの男の子女の子がスコップを持ってやってきました。「いれて。」「やりたい。」「てつだうね。」…それぞれに声をかけて土を掘り、手押し車に入れ、「こんどは、こっちをうめよう。」「そうだね。ドッヂボールができるようにしようよ。」と、黙々と働いてくれました。40分もすると、水溜りだったところは全部、赤土色になり、体育の先生もいっしょに、ドッヂボールが元気よく始まりました。お手伝いしていた子どもたちがひとり、ふたりとドッヂボールに加わっていき楽しそうな歓声が響きます。Mちゃんは「せんせい、つぎのあそびにいってきまぁす!」ときちんと伝えてから、入っていきました。

しあわせな、一日の始まりでした。