子育てをともに考えるニュースレター
2008年 ７月号
て・くむ（te cum: ラテン語「あなたとともに」の意）
愛された子どもは愛することができるおとなになる
海の星カトリック幼稚園
園長 神馬 久美
510−0063四日市市十七軒町2-4
TEL.059−354−1726 http://www.cty-net.ne.jp/~umi-hoshi/
７月の聖句あなたたちは 人からしてもらいたいと思うとおりに 人にもしてあげなさい。 〔ルカによる福音書 ６章 ３１節〕
キリストの愛の実践は、独り善がりではなく、「相手の身になって」ということを強調します。欧米の人は「〜は好きか？ 食べてみるか？」「今、〜をしたいか？」など、もてなしてくれる時にさえ、しつこいほど聞いてくれます。日本人が以心伝心として、「今、お茶を出すタイミングだな。」というのとは違います。キリストの教えを文化背景に持つ人をもてなす時は、そのように相手の気持ちを聞いてあげるほうが喜ばれるのでしょう。彼らは聞いてもらいたいと思っているから、聞いてくれるのです。それとは別に、困っている時、急いでいる時に誰かが黙ってそっと手を差し伸べてくれるのは、本当に嬉しいものです。これは聞かなくてもわかること、急な判断を要することです。階段でベビーカーをいっしょに運んであげる、ドアを先に開けて待つなど、子育てが終わった時にも子育て中の人の身になれるように自分を育てたいものですね。
♪すてきなようちえん♪♪ （園で見かけたすてきなできごとをご紹介します。）
★ 「おかたづけ」の時、「せんせい、たいへん！」と言うｃちゃんの手をひかれて行くと、鉄棒に何本ものなわとびが結び付けられてブランコのようになっています。体育で逆上がりの秘策として習ったようです。きちんと固く結んであって、なかなか取れません。こんなに上手に良く結べたものだと思いながら格闘していると、すみれのＭちゃん。「わたしと〇〇ちゃんでやったの。ごめんなさい。」と言いました。すぅーと、さわやかな風が吹いたような出来事でした。
★ 懇談会の開始時間。お母さん達につられてお部屋に入ってきたばらぐみさんに「今から、お母さんのおべんきょうだから、おゆうぎ室にいてね。」と言いました。ｙくん、「わかった。」と引き返し、廊下から、「ママ、がんばってな！」と大きな声で言いました。
★ 卒園生のＫちゃん（小学1年生）のお母さんから聞きました。Ｋちゃんがしばらく元気がないので問いただすと、仲間はずれにされていたことが判明。「Ｋは一人ぼっちじゃなかったよ。マリア様とイエス様がついてるから、いつも3人いっしょ。」と言ったそうです。「海の星の3年間の教えがしっかり心に残っているのですね、守られているのですね。」と涙ぐむお母さんのやさしい目が印象的でした。
★ ゆりさんはダンゴムシ探しに夢中。「おかたづけ」になると、バケツの中身を先生に見せてくれてから、「さようなら！」とかえしてあげているところが、とってもかわいいです。
☆ ふれあい参観、クラス懇談会にご参加ありがとうございました。お子様の園での様子をお伝えできて良かったです。
☆ 6月19日（木）の正課体育指導は、お天気の都合で「鉄棒」の予定を変更して「平均台」を行いました。みんな、上手にバランスをとってがんばっていました。なお、課外クラブの8月21日、28日は午前10時から11時に行います。
☆ 7月1日より、2009年度入園児の募集が始まりました。お知りあいの就園年齢のお子様をお持ちのご家庭にぜひ『海の星』をぜひご紹介ください。ポスターの掲示、希望者への募集要項のお届けなど、ご協力ください。19日（土）に体験入園、8月23日（土）に入園説明会を致します。
もうすぐ、なつやすみ！
☀ その子に合った目標を決め、繰り返し取り組むよう励ましてください。
例： 洋服のボタンをかける、ただしいお箸の持ち方で食べる、「ちょう結び」をする、雑巾を絞る、服をたたむ、など。
達成感が自信につながり、何事にもやる気がでるでしょう。
☀ 毎日できるお手伝いを家族で話し合って取り組ませてください。 責任感を養い、家族への感謝の心が育ちます。
☀ テレビ・ビデオ・ゲームは長時間にならないように。番組選択を子ども任せにするのは良くありません。親子で一緒に楽しむものを親が選びましょう。テレビを食事中はつけないこと、ゲームも時間を決めるなど、家族で話し合いましょう。
コミュニケーション能力は会話と心でしか、育ちません。ゆったり絵本を読んであげれば、親子共にリラックスでき、言語、表現力、情緒も発達します。図書館や児童館も利用すると子どもは喜ぶでしょう。
☀ ご家庭でこそ、エコロジーの実践が継続してできます。ゴミを分けて捨てること、水の無駄遣いをしないこと、食べ残しをしないことなど、見てないテレビは消すことなど、繰り返して話し合い、家族で意識を高めるようにしましょう。
決めたことを一番きちんと守れるのは幼児かもしれません。「見張り番」として家族に注意してくれることでしょう。
歯科検診終了。誰も泣かずに礼儀正しく診ていただきました。お母さまの管理が良いと、ほめられる子が続出でした。年長では永久歯も生えてきています。歯ブラシの仕上げは念入りに続けてあげてください。歯磨きペーストはつけないほうが、隅々まで良く見えてブラッシングしやすいです。ペーストは清涼感のためだけで、汚れはブラシでこすりとるしかありません。
The biblical phrase of this month— Treat others as you
would like people to treat you. (Luke 6:31)
In this phrase, Jesus seems to emphasize ‘other’s’ feelings.
We should ask our guests with Western background what
they want to have or do, while Japanese believe it is
best to imagine what the guests want. We are expected
to know when is the best time to serve tea. Besides,
we feel so happy to receive other’s help especially
when we are in trouble or in a hurry. You don’t need
to ask in such cases.
Keep in your mind how much you needed other’s hands for
lifting your baby’s carry on the stairs or for keeping
the door open and try to do the same for other mothers.
♪Sutekina Yochien♪
★ c-chan took me to show that some jump ropes were tied
very tightly to the horizontal bar. It seems they learned to do
ｓo in order to have some aid for forward and circling on the
bar.As I was trying hard to untie them, M-chan said, “I’m
sorry we did that.” I was impressed that they tied them
so well and, of course, they were so honest.
★ Bara children followed into their room when their
mothers had their meeting with their teacher. As I said,
“Play in the big room while your mothers study here,
” y-kun said in a loud voice, “Mom, you’ll be OK. Take
it easy”
★ As K-han, 1st grade student, visited us the other
day, her mother told me that she found out her daughter
had been excluded by her new friends at school for a while.
And she said she was surprised to hear her say, “I was
not alone.
Jesus and Mother Mary are always with me, so we three are
always together.”Just To Remind You
☆ Thank you for participating our school events..
Your help at “Hoshimatsuri”and the cleaning are very
much appreciated.
☆ Due to the Sumire’s over-night camp, we will have
a half-day care on the 10th and a whole-day care on the
following Monday in stead.
