梅雨らしい雨

たなばた飾りを制作中

 朝は、ポツポツだった雨があっという間に土砂降りになり、園に入る直前でぬれてしまった子もいます。
 月曜日は「かみさまのおはなし」です。今日は雨脚が強いので、午前中のゆり(年少)組とばら(年中)組は保育室でおはなししました。
 ゆりは、「のあのあ」というやさしい赤いクジラのおはなし。神様みたいにあったかで、たよれる存在。神様のやさしさに触れました。
 ばらは、旧約聖書から、「ノアのはこぶね」のおはなし。昔人間が増えてけんかが絶えなくなったので、神様は大洪水を起こす事にして、ノアおじさんに心の正しい人だけ、それと、たくさんの動物それぞれ1つがいだけを乗せる巨大な箱舟を作るように命じました。何日も陸が見えなくなる大洪水の水が引いたとき、箱舟からたくさんの動物が出てきて、空には大きな虹がかかりました。というお話です。
 午後は雨が上がり、すみれ(年長)組は聖堂に行って、きちんとお話を聞きました。すみれは新約聖書のお話。イエス様は30歳のころ、ガリラヤ湖のほとりで、農民や漁民にやさしいことばで神様の話を聞かせるという地道な活動をはじめました。そのとき夜中の漁を終え、何も収穫の無かったペテロに、イエスは、また船を出して沖に行くように、そして網を下ろすように伝えます。こんな時間に魚などいないと思ったのに言うとおりにすると、網が破れんばかりの大漁になり、ヤコブ、ヨセフの船にも手伝ってもらって魚を上げました。驚いたこの3人が、イエスから「人間を獲る漁師にしてあげよう。」と、言われ、迷わず神様へと人を導くイエスの弟子となりました。イエスはこの後、たくさんの弟子たちと約3年間の布教活動を行い、新約聖書に書かれているようなさまざまのたとえ話を人々に聞かせ、癒しのわざを行います。
 今日は、Nちゃん、Mちゃんがお昼休みに「せんせい、かみさまって、何月生まれ?」と聞きにきました。そうか、かみさまは、ほんとに親しいみんなのお友達なんだね。神様もこんなかわいい子どもたちに慕われて、しあわせだね。