見る・見つける

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また雨ですが、おかわりありませんか。明け方からたくさん

降りましたね。「三滝川の菜の花、散歩で見に行くといいですよ。」

お知らせしようかと毎日見て通っていたのですが、今日は河川敷

ギリギリまで水位が上がっていて、怖いほどの水の流れでした。

 

今日のテーマは「見る・見つける」。子どもは時間がたっぷり

あるので、大人が何かしている間にけっこうこれを楽しんでくれます。

例えば、「きょうはミッケしましょう!」ということで、まるいもの、

三角のもの、四角、正方形の物・長方形のもの、楕円形のものなどを

おうちの中で探します。ミッケ!したら、簡単に絵で記録して、あとで

「〇は~個見つけました。△は~個。…」と発表したら面白いかも。

図形の認識と数の概念を自然に育てられます。小さい子はブロックや

積み木だけでやってもいいです。楕円形やひし形、台形などのものは

おとなも一緒に探してあげてください。やがて、△と△をあわせると、

ひし形になったり、長方形になったり、ちょうちょの形になったり

という事に気づくかもしれません。また同じ形でも大きさが違う

(相似)ものなどにも気づき、これが「学びに向かう力」になります。

同様に色のミッケもありです。~色のものをこの部屋で探す、など。

もっと簡単に、「今からこの5個のボールを隠します。ミッケして!」

と、オニが隠して、たくさん見つけた人が次のオニ…という遊びも

楽しいです。幼稚園では上靴を隠したりして遊びます。

 

「見る」は空の様子、雲の流れの観察や、ベランダの花や葉を詳しく

観察すること。生き物を飼っているおうちは、それでもOK。じっと

よく見て、いままで気づかなかくて今発見したことを、話し合います。

よく聞いてあげてください。それから、描く気になったら絵に描きます。

きっと子どもの観察力に驚かされると思います。ほめられ、気に入ったら、

何回でも「やりたい!」と言う「かんさつはかせ」になると思います。

 

私を含めて、今大人の目はテレビのニュースに張り付いてしまいがち。

でも、テレビがずっとついているのは、子どもの集中力や観察力、

そして意欲を低下させてしまいますよね。テレビをつける時間を家族で

話しあって決めましょう。「ニュースを見るのは〇時と〇時。子どもが

見るのはこの番組とこの番組。」これも時間表にして見える化するのが

おすすめです。ある家庭では、アニメは「アンパンマン」と決めて、

録画を撮りためておき、食事準備の忙しい時間に「今日はどの巻?」と

選ばせて見せていて、いい考えだと思いました。夕方はEテレでも

子ども向け番組を次々とやっていて助かりますね。

では今日も、すこやかに、ゆたかにひきこもりましょう。

明日は「かぞえる・はかる」です。おたのしみに。