新しい気持ちで

2006年 9月号
子育てをともに考えるニュースレター  て・くむ
       (te cum: ラテン語「あなたとともに」の意)

               愛された子どもは愛することができるおとなになる    
                海の星カトリック幼稚園 
               510−0063四日市市十七軒町2-4
                      ℡059−354−1726
                       園長  神馬  久美
         http://www.cty-net.ne.jp/~umi-hoshi/ 


9月の聖句私は門の外に立ってたたいている。  
   〔ヨハネの黙示録 3章 20節〕
                                                                 
このあとに「私の声を聞いて門を開くなら、私はその人のところに入ってともに食事をする。」と、イエス・キリストの言葉として記されています。私がこの幼稚園で英語の講師をすることになったとき、また、前園長から、園長を引き受けてほしいと頼まれたとき、それは確かに、私の心扉をたたくイエス様の呼びかけだったのでしょう。恐る恐る門を開けたところ、かわいい子どもたちとのふれあいが、私の生活を数倍意義のあるものに変えてくれました。それは、イエス様が食事をともにして下さるような、驚くほどすてきなこととなりました。きっと皆様も、幼稚園選びのときや大きな決断をされる前に、イエスのノックの音を聞かれたのではないでしょうか。
神様はみずから、私たちと親しく交わりたいといつも呼びかけられます。私が正しい生活をしているかとか、よい人間であるかどうかなどを問題にされず、無条件で私に近づいて心の扉をたたいておられます。私は小学校の6年生のとき、新しい女子中学校(ミッションスクール)ができると聞いて「行きたい。」と両親に言いました。それがはじめてイエス様のノックの音に応えたときかも知れません。今でもノックがしばしば聞こえます。「Aくんはじんばもんばと遊びたがっているんだよ。」「くやしそうなBちゃんの話、聞いてあげれば?」など。園児のお母様が「ちょっとご相談したいことが・・・。」と文字通りノックをしてくださるときは、その方の心の中に住むイエス様に会える期待に胸が弾みます。
さて、お子様がぐ〜んと成長する2学期。いっしょに悩みながら、話し合い知恵を出し合いさらによい明日を夢見て進みましょう。


♪すてきなようちえん♪

♪                              ♬
★ 始業式でじんばもんばが「トイレもきれいになりました。もうひとつ、かわっているものがあるよ。」と言ったのを三日後まで覚えていたtくんは、何がかわったのだろうとさがしていました。玄関の新しいマリア様の像はあまりにも園の雰囲気にぴったり調和していて、気が付かなかったようです。両手をひろげて私たちを招いてくださるような、やさしい姿ですね。
★ 体育の益子先生と小木曽先生が「すごいね。どうしてできるんかなぁ。」と、しきりに感心。年少ゆりぐみさんが先生の指示一言で、あっという間にお片づけをきちんとしてしまったとのこと。「だれひとりサボってない! どうやって躾をしてるんですか。」と聞かれました。たぶん、上級生といっしょに片付けながら、覚えたのでしょうね。ほんとに、成長しましたね。
★ 「ごあいさつ」の名人さんがたくさん。年長すみれ組のYくんは、先生の姿を見つけるとそばに来て、「〇〇せんせい、おはようございます。」と、必ず言ってくれます。年中ばら組のnちゃんも、「おはようございます!」と大きな声。年少ゆりぐみさんは、お客様や見学の人を見かけると、「こんにちは!」 きょうも子どもたちのたくさんの笑顔と挨拶の声が幸せを配ってくれます。
                     
☆ 「母の会」は10月、11月、12月とも第2金曜日になります。次回10月13日(金)はハロウィンにむけて、ジャコランタン(かぼちゃ)つくりをしようということになりました。ぜひ、ご参加ください。
☆ 2007年度新入園児の願書受け付けが始まりました。皆様のご協力を得てたくさんの応募があり、年中、年少とも定員まであと2名となっています。心から感謝をいたします。
☆ トイレの改装工事をしました。床、便器などを研磨しコーティング。臭いや菌の繁殖を抑えます。内装はかわいく、パステルカラーと森のイメージ。ぐっと明るい感じになりました。
☆ 今年も「めだか」をたくさんいただきます。おうちでも「飼育の体験」はいかがですか。ご希望の方はお申し出下さい。
☆ 運動会には役員さんはじめ、たくさんの保護者の皆様にお手伝いをしていただきます。よろしくおねがいします。

The biblical phrase of this month—I stand at the door and
knock; (if anyone hears my voice and opens the door, I will
come into his house and eat with him, and he will eat with
me.) (Revelation 3:20)
It must be Jesus knocking on my door, when I was first
asked to teach English at this kindergarten and when I was
asked to be the principal. After my opening the door,
Jesus has been with me at this great feast of sweet children
everyday for sure. You may remember that you have opened
your door answering His knock on some big decisions such
as choosing this kindergarten.
God is so friendly that He wants to stay with you anytime,
regardless of what kind of person you are, or what you did
or did not. I answered the door for the first time as I
told my parents that I wanted to go to the catholic junior
high school newly opened near my town. I hear Him still
knocking on me everyday: “You should know that A-kun
wants to play with you for a while;” “Listen to B-chan’s
complaints now.” I feel thrilled to see Jesus in your
heart when one of you comes knocking on my door to talk
about your worries on your children. Let us have good
communication and put our efforts together for the better
childcare and the better life tomorrow.
Sutekina Yochien
★ t-kun well remembered that I told everyone something
had been changed to new and asked me what it was after
3 days. It was St. Mary’s statue at our entrance.
I’m sure everyone likes it. “Her” face is so gentle and
“she” looks as if she is inviting us.
★ Masuko- sensei and Kogiso-sensei, our PE teachers
were wondering why our children can clean up all at once at
teacher’s call. It may be that younger children see the
older ones clean up thoroughly everyday and they learn
naturally.
★ There are a lot of “ greeting masters” in our
kindergarten. Y-kun would come to the teacher and say
“Ohayo gozaimasu.” N-chan’s “Ohayo gozaimas” is so
loud and lively. Many Yuri-gumi children come to see our
visitors at the entrance and say, “Konnichiwa” so nicely.
Their greetings and lovely smiles are source of our
happiness, aren’t they?

☆ Mothers’ Club will be held on the second Friday
in October, November and December. Join them making
Jack-o-lanterns at the next meeting on the 13th of October.
☆ Thanks to your propaganda, we have had many
applications for the next school year. Two more children
may be accepted.
☆ Our restrooms have been renovated:
Floors polished and coated and new booths designed as
woods by our teachers.
☆ Thank you for your many helping hands for
preparing and cleaning the park for the Athletic Day.


《給食のメニュー、お気づきですか?》

9月より、メニューに「無添加」の表示が入りました。給食をお願いしている株式会社カナウでは業務用の量産食品ではなく、なるべく自社で調理した食品をこれまでも提供してきましたが、無添加調理品を明記してもらうことにしました。11月に給食試食会を計画しますので、おいしい給食を体験しに来てください。カナウの管理栄養士さんより、食品添加物についての知識とアドバイスをいただきました。

食品添加物:  食中毒や腐敗の防止・味を美味しくする・栄養強化などのため、食品加工・製造過程で加えられる。医薬品とほぼ同じ実験で安全性を確認するとされている。少量、長期間摂取されることから、長期毒性試験が重視され、一生涯に摂取しても何の影響も出ない量が設定されている。

外食、中食(外で買ったものを家で食べる)が一般化している現代、ご家庭でいくら気をつけていても完全に食品添加物と無縁な生活を送るのは子どもが大きくなるにつれて難しくなります。また、添加物だけだなく、残留農薬環境ホルモンなど避けきれないものも増えています。食物繊維の多い和食を中心に、いろいろな食材をバランスよく食べ、健康に過ごすこと、調理前の処理法を知ることとともに、懸念される発ガン物質に負けない食習慣を子どものころから身に付けましょう。

◆ よく噛む      ・・・唾液には発ガン物質の毒性を消す効果がある酵素「ペルオキシダーゼ」が含まれています。30秒でこの効果は最大となるため、30回噛むとよいとされています。
◆    食物繊維をとる   ・・・毒性を吸収して排出する働きがあります。腸内の善玉菌を増やし、有害物質の生産を抑えます。
ビタミン・ミネラルをとる・・・発ガン抑制効果が期待できるのはビタミンA,C,Eで、カルシウムは防衛策が強化されます。         これらを含めたバランスよい食事をとることが体質強化の基本です。
◆    よく笑う      ・・・ストレスをため込むのは自己防衛力の低下の原因。よく笑い楽しい生活をすることが大切です。


◎9月8日(金)母の会、教会のブラジル人の信者さんが、お仕事を休んできてくださいました。ブラジルの国の大きさはすごい、サンパウロだけで日本がすっぽり入ってしまう。サッカーとサンバの血がブラジル人には流れている。サンバは「裸に近い格好で踊る」というのは間違いのようです。もともと神様をたたえる音楽がサンバ。家庭でもどこでも、すぐに音楽をかけて踊りだすのがブラジル流というところのようです。基本のステップを習って踊りだすと、ほら、みんなうれしい笑顔になって、神様を賛美していました。
◎今年の夏休みは、園開放が大人気でした。猛暑の中なのでもっぱら、お遊戯室での遊び。トトロンルームの小さい子達も来てくれました。