小春日和

おかたづけが速いのです!

 真っ青な空、今日こそが小春日和(こはるびより)ですね。 
 朝から、すみれさん(年長組)は、なんとなく神妙な顔?  そう、今日は、「聖劇」(クリスマスに発表するイエス・キリストの降誕の物語を劇にしたもの、『海の星カトリック幼稚園』では毎年、伝統的に同じ劇を全園児で演じます。)の配役が発表される日だからです。
いつにも増して静かに聖堂に入り、「ほしのよる」の絵本の読み聞かせのあとお話を聞きました。クリスマスがイエス様が生まれた日であることを、世界中のみんなに伝える大切な役割を、この幼稚園の子どもは、神さまからいただいていること、どの役もなくてはならない大切な役であること、力をあわせて、みんなで聖劇をつくりあげるようがんばってほしいと言われると、大きな声で「はーい!!」と答えました。そして、先生が役と名前を呼ぶと、元気に返事をしました。素直です。誰も文句もコメントも言いません。ただ、「うれしい!」という気持ちがそれぞれの目にあふれていました。
 そのあと、全クラスで昨年の聖劇のDVDを見て、ゆりぐみ(年少)の羊の役も、ばらぐみ(年中)の聖歌隊も、自分の役割を確認(?)しました。
 お弁当は今日から温められました。「あったかい。おいしい!」とうれしそう。
 午後は、美しい空の下、元気に遊び、お片づけはみんなで協力していつもどおりピカピカにしてくれました。お片づけの速さにはいつも目を見張ります。持ちきれないほどのおもちゃを運べる事が、みんなの自信になっています。